ニコン対キヤノン
f0158244_215302.jpg どういうわけか?ニコン対キヤノンであって,キヤノン対ニコンじゃ~ないんだなぁ,これが(笑

 最近,ニコン対キヤノンみたいな事を書いたのをWebで良く見ました。
 秋ぐらいからでしょうか?1件や2件じゃないです。関連するものも含めれば,両手両足じゃ,きかないぐらい。当方はニコ爺ウォッチャーでもなければ,キヤノ厨応援団でもないので,それを目当てに,訪ね歩いたのではなくて,行った先での偶然でしたけど,ちょっと大杉。
 話の方はニコンへの乗り換えばかり(苦笑



 当方は,カメラは道具なので,こだわりや愛着のようなものは持ち合わせていないつもりでいます。
 MF時代はニコンでした。
 AFになった時にキヤノンへ乗り換えました。いわゆる乗換え組ではありますが,もうかなり前の事です。年数だけなら,既にニコン歴よりキヤノン歴の方が長くなっています。
 デジタルになって,積極的にキヤノンを選んだわけではありません。フィルム時代のレンズがあったので,そのままデジでもキヤノンを使い続けたまで。
 その流れで,今でもキヤノンのままです。
 さらにはキヤノンとは10年以上の付き合いなので,どんな感じになるのか?だいたいのところはわかっていますから,それに応じた対処策もわかっています。ニコンと付き合いがあったのは,かなり前の事ですから,あの頃と今では違っていることも間々あるでしょう。そういうところまで含めれば,振り出しに戻るのは気が重い。

 このblogにも何度も書いてきますが,キヤノンは作り込みが甘い。これは事実だと思います。
 自分の中でも,そういうイメージは昔からあって,ニコン→キヤノン乗り換えの時も,ここが気になって,踏み切るのに相当な時間がかかったものです。
 こういうのは社風であって(当時の)キヤノンが,ちょっとばかりAFでチヤホヤされたところで,ニコンのようになるとも思えず...これは今でも,そうかも(苦笑

 実際に乗り換えてみると,あの頃はフィルムだったこともあり,心配していたほどでもありませんでした。修理対応でも300/2.8のフードのネジがなくなった時なんて,事情を電話したところ4日ぐらいで送り返してくれたこともあり(保証は切れていたが無償だったと記憶),そんなに酷くはないはないかなぁ。と。
 フィルム時代に使ったボディは,EOS 5,1N,55,3,1Vだったと思いますが,電子制御のレンズも含めて,撮影に支障をきたす大きなトラブルはありませんでした。あの頃の漠然とした感想は「キヤノンは作りは,ちゃっちぃけど実用一点張り。貫禄はないけど一人前」。
 それよりも,超音波モーターによるAFはゴキゲンで,レンズもニコンより1グレード上げたこともあり,写り具合は比較にならない程,上がりました。特にキヤノン自慢の一品である300/2.8の絵は素晴らしかったです。キヤノンにして良かったわ。と,思いましたよ。
 当方のニコンはMFだけで,AFシステムを使ったことはありませんが,当時のニコンAFでは,あそこまでのものは得られなかったと思っています。

 仮に,今,ニコンに戻ったとして,あの時に匹敵するほどのご利益はあるんですかね?
 キヤノンの不満点で解消される点もあるでしょうが,キヤノンでは当然の事がニコンではダメになることも,ニコンでもやっぱり変わらないこともある筈で,そういうプラス・マイナスがあると,MF→AFへ乗り換えた時のようなメリットがあるのかなぁ?多少の一長一短があるぐらいじゃ,乗り換えの動機付けとしては,当方には弱いです。
 フィルムの役割もカメラが内蔵してしまっているデジカメでは網羅している機能も増え,なにに重点を置くのか?それによっても,見方は変わってくると思います。

 それとニコンにしてもキヤノンにしても,会社ですから,調子のいい時もあれば,悪い時もありますわ。
 それに合わせて,両方を行ったり来たりと言うのも何ですし,もし行ったり来たりするなら,そのタイミングを見極めがポイントでしょう。ニコンの調子が良くなってきたのを見守っていたらキヤノンが猛然と巻き返してくる,とか。タイミングを見誤ると,いつも一世代分遅れていくことに。
 会社と見方では,以前,カメラ関係のメーカーのIRを眺めたことがありましたが,たしか,ニコンとキヤノンの差で目立ったのが利益率。当方にこれが一番の差に感じたものです。事業領域をカメラ関係に限ってもキヤノンの利益率はニコンの倍以上でした。ニコンって,そんなに経営が下手なんですかね?当方の想像では,ニコンが必要以上の過剰品質,キヤノンが手抜き。それの差が,利益率の差なのでは?(笑
 これらは,他の方への意見ではなくて,自分への見た方。そんな風に思っているので,当面の間は,オール・ラウンド・プレーヤー(=無難にまとまっている。笑)のキヤノンのままだと思いますよ。

 まぁ,現実の話として,お金がありませんの(笑
 あとは,今現在としては,ニコンのレンズラインアップ。ここでいうラインアップというのは商品企画の方。性能の方じゃなくて,品揃えの方です。
 ニコンにだって実力のあるレンズがあるのは承知していますが,当方の撮るものと撮り方及びそのウエイト付けの差が大きい。キヤノンの場合は「これだけ揃えたんだから,もう残ってないよ~」みたいなところがあります。
 一例を上げると,いわゆる小三元。こういうのが,ニコンにはない。当方も,これから買うのでしたら70-200はF2.8じゃなくてF4にします。絶対。
 それとヒコーキの500。当方のはEF500/4.5 ISなしでニコンのはこれより重いです。キヤノンもIS付きになって,F値もちょっと上がって重くなったので,どっちも,どっち。重くてもいい人は600にすればいいわけで,500は軽いのが信条だと思うけどなぁ。

 他の方へ,あれこれいうのも変ですが,キッチリしたものを求める人はキヤノンは止めておいた方がいいですよ。そういう向きはニコンが一番です。日本の工業製品のお手本の如く,まじ~めな社風ですから。
 キヤノンっていうのはね,made in japanのアメリカンなの。合理的に出来ていて,アバウトだけど,役割はちゃんと果たしますの。ホントかい?(笑
 アタシなんて,キヤノンなんて,こんなもんだと思っているので,呆れることはあっても,腹は立ちませんわ。
 期待があるから,がっかりもする。アタシは,キヤノンに乗り換えた時から,最初から期待していませんから。
 これって,寛容すぎ?少なくとも,褒め言葉にはなっていませんなぁ。

 一番いいのは,両方を持っていることでしょう(笑
 そういう財力があれば,とっくにそうしているわけで,それが出来ないから,考えちゃうんですよね。

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 1995.8.5 竜ヶ崎飛行場 EOS 5+EF300/2.8 RDPII コダックPhotoCD入力

 貼った写真は,MF→AF移行で,キヤノン2年目の(かな?)。この時分は,一度に切り替えできなかったので,キヤノン・ニコン併用だった時期。最初のEFは300。これを使いたいからキヤノンにしたと言ってもいいほど。
 あの頃は,AFのピントにズレがあるなんて知らなかったし,ストロボの色温度に狂いがあるなんて考えてもみなかった。撮って,すぐ見るなんて,出来ないから,仕上がりを想像しながらの一発勝負。撮影現場では,撮ることだけを考えていたような。
 知っていることがいいとは限らない。知らない方が幸せなことだってある。
 何も知らなかった,あの頃に戻りたい。
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by rainbow-5 | 2009-12-23 21:31 | 日記 | Comments(0)


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