ブルー・インパルス~大空を駆けるサムライたち
f0158244_2358993.jpg 今では,八百長相撲問題で有名?になってしまった武田さんが今年になって出した本。
 新聞広告で知りました。



 武田さんは,航空ジャーナルにいた頃からブルーの追っかけだったのは承知していますが,まだブルーやっているのか?というのが,新聞広告を見た時の印象。八百長だけでなく,ブルーの記事を(単発で)時折航空ファンに書いていたのは存じておりましたが。
 本屋で見ると,表紙はT-2ブルー。撮り方は,いかにも徳永さんっぽい。実際,そうでした。
 う~ん。まぁ,単行本として書くとすれば,T-2ブルーがネタがあっていいのだろう,とも。
 それにしても,なんで今頃。浜松のことから約30年も経ってしまっているのに...
 そっか!みんな定年になったから。
 早期退職制度があるにせよ,当時30歳前後の関係者が退官して,話が出来るようになった。あるいは,話は以前に聞いていたが,書いてもいいようになるには,こんなにかかるのだろう,と。
 読んでみると,やっぱりそんな感じでした。

 ネタばれになってしまうので,内容の方は控えておきますが,従来,言われていたことを大きく変えるようなことは書かれていません。
 ただ,現役を退いているので,いわば時効とでも言うか,そういう感じでのネタはあれこれ載っています。

 マニアならみんな知っていることなので書いてしまいますが(一般の人には意外に思われるかも知れませんが),ブルーインパルスのパイロットというのは,ずば抜けた技量は必要なくて,一番求められるのは協調性。つまり,一緒に飛んでうまくやっていけるか?この件は,ブルーインパルスを書いた記事や本にはだいたい載っています。
 ということは,協調性があまりないパイロットもいる筈なのですが,そのことは,これまで書かれたことがまずなかったと思います。武田さんは,飛行隊やパイロットとも付き合いがあるわけで,その辺りのことも,ものごとが起きる背景として書いています。

 ひとつ上げておくと,はーッ!と思ったのは,浜松の時,21飛行隊長の奥さんと4空団の幹部が正装で高嶋さんの官舎に事を伝えに行くところ。
 映画「ライトスタッフ」のエドワーズと同じ。映画と同じで,官舎にいる奥さん達は,その姿に事があったことを察する。
 隊長は持ち場を離れるわけにはいかないだろうし,ペイペイを使者にするわけにはいかんだろうから隊長の奥さんなのでしょうが。
 この時はたまたま奥さんが行ったのか?そういう慣例になっているのか?それはそれとしても,いくら隊長の奥さんとは言え,これは大変だわ。

 ところで,この本のトークショーがあって,その模様がUSTREAM配信されています。
 本に興味がある方は,本を先に読んで貰った方がよろしいかと思います。
・【LiveWire 30】武田賴政「ブルーインパルス」(文藝春秋刊)出版記念トーク1
http://www.ustream.tv/recorded/16372242
・【LiveWire 30】武田賴政「ブルーインパルス」(文藝春秋刊)出版記念トーク 3(←キャプション誤り。実際は,これがその2)
http://www.ustream.tv/recorded/16373248
・【LiveWire 30】武田賴政「ブルーインパルス」(文藝春秋刊)出版記念トーク3
http://www.ustream.tv/recorded/16373341

●関連リンク
・ブルーインパルス、夏の空を舞う 震災後初の航空祭
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201108070300.html
・震災後初の展示飛行・・・空自松島基地のブルーインパルス
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110807-OYT8T00817.htm
[PR]
by rainbow-5 | 2011-08-07 23:56 | 日記 | Comments(0)


<< 2011 MOTEGI 2&4... EF70-200mm F4L ... >>