Re: 改めてデジタルプリントを考える その1
f0158244_1949394.jpg ちょっと前から考えていたのは,土曜日は百里の戦競最終日で帰投があるんじゃないか?と。
 飛行教導隊+全戦競参加機を一網打尽でウッヒッヒ。けど,雨になっちゃって。しかも,金曜日の夕方にほとんどの戦競機は帰ってしまったらしく出撃せず。
 本日(日曜日)は,開隊60周年で陸海空の60が揃う館山航空基地で考えていましたが(昨日時点では)天気がよくない予報だったので断念。
 考えていたことは,みんな流れてしまったので,これ↓書きます。



・改めてデジタルプリントを考える その1
http://proselection.weblogs.jp/epson_proselection_blog/2013/10/1-f26b.html
> 飛行機はどうなんでしょうかね、カメラ小僧の憂鬱さん。
 なによ,これ。なんか書かないとダメなの?
 たまに出てきたと思ったら,こんなの振られちゃって(苦笑

 ヒコーキの場合,大別すると民航機(≒旅客機)と軍用機があってマニアも主軸がどちらかというのが多いと思われます。当方がわかるのは軍用機系だけ。
 別段,人の機材を観察しているわけじゃないので,あまり気にしていないのが実際のところ。ただ,撮影現場に行くとキヤノンの白レンズは目立つので,なんとな~く視界に入る感じです。

 当方の印象では,ヒコーキはデジタルへの移行が比較的スムーズに進んだように感じます。
 デジタル一眼が本格的に普及し始めたのは10年前となる2003年とか,2005年ぐらいでしょうか?デジタルがヒコーキ(軍用機)で歓迎されたと当方が考える要因↓
・初期の頃はフルサイズでなかったので望遠系が長くなる
・高感度で撮れる(ベルビアの50よりは良くなる)
・フィルムの36枚撮りからの開放
・高画素による緻密な画像
 こんなところでしょうか?
 航空祭のように人がたくさん集まる場所では,フィルムの時代には中判カメラの人を見かけることもありましたが,デジタル化が進んだ最近は憶えがありません。
 要は,今となってはフィルムの(唯一のメリットである)発色うんぬんより,デジタルのメリットの方が多いので,移行がスムーズだったのだと思います。

 原版崇拝とか,発色がどーのこーのとか,そういうのは(少なくとも当方の周りでは)マニアであまり話にならないような気も?
 って言うか,思い起こしてみると機材談義の比率は低いように感じます。増してやフィルムとか,プリントとか,そんなのまで及びません。軍用機って,色味と言っても地味~なのが多いからあんまり関係ないのかもしれません。
 モデル撮影会のグループ撮影会の方が,まだ機材の話は出ることがあるかも?それでもボディ・レンズぐらいでプリントまで及ぶことは稀。そんな話になるのは,エプソン社員だからイジメられてるんじゃないの?(笑
 アタシだけの見方で申し上げると,ヒコーキの色味って,せいぜい青空と(J隊の)日の丸ぐらいでしょうか?その青空にしても,好みの世界ですもん。プロ氏によるヒコーキ雑誌やカレンダーなんかの青空も,リバーサル時代を引きずっているのか?デジタルでもベルビア調のわざーとらしい青空が多いです。ベルビア調にしても,コダクロームの濃い青も,エクタクロームの水色っぽい青空も,どれも肉眼で見ている空の色とは違うわけで,どれを選ぶかは好き好きのような気がします。正しいとか,間違っているとか,そういうハナシになれば,どれもウソだし(笑
 これが民航になると機体の塗装とか,飛行場の情景とからめた構図も多くなってくるので,軍用機とは事情が違うかもしれません。

 ここで,プロセレクション ブログの記事から少し脱線させてもらうと。
 フィルムの頃は,リバーサルの方が偉くて,ネガは初心者用みたいな雰囲気が,いわゆる写真愛好家にはあったんじゃありません?
 プロ氏はリバーサルを使っている。だからリバーサルの方が偉い。
 プロ氏がリバーサルを使っているのは主にオフセット印刷との技術的な親和性がいいから。と本には書いてあって,それはそうなのでしょうが,当方には業務の流れにマッチしているのも大きな理由だと思ってます。例えば,カタログやチラシなんかの広告写真だとして,プロ氏が撮影・現像・セレクト後,納品して制作会社の人が受け取る。この時,ネガじゃ反転しているので,全部見本プリントが必要になってハンドリングが悪い。これがポジなら原版1枚を透かしてみればすぐにわかりますもん。こういうのが,すべての工程で(カメラマン・制作会社・代理店・クライアント・印刷工場)生じるのですから,ネガよりポジの方が運用都合がいいのだと思います。これは,そういう側面もあるのではないか?という程度の話。
 いずれにしても,こういうのはプロ氏のオフセット印刷の世界。それをアマは何を勘違いしたのか?プロが使っているから自分も,みたいに受け取ったのでは?

 さらに脱線すると,あの時代はポジ原版と紙焼きが合わないなんて当たり前。一致させようなんて,誰も思っておらず,合わないのがふつー。もちろん,ぜ~んぜん違う色になってしまうわけでなく,原版の雰囲気になっていれば,それで許されたような気がします。その上で(見本の)紙焼きが基準で,それをより良くするためにラボへの指示があったもんです。
 それが,デジタルのカラマネなるものが登場したら画面とインクジェットプリンターの紙プリントが合うとか,合わないとか?なんで,デジタルになったら急にそんなハナシになってしまったのでしょう。
 「一致していれば作業効率を上げることが出来るから。これもより良くするため」というご意見があるのかもしれません。デジタルの画像データが工程を流れていくオフセット印刷ならまだわかりますが,自分のところで作業が閉じているインクジェットプリンターのアマチュアがプロ氏と同じカラマネなんて必要じゃないでしょう。
 これもプロ信仰の一種かもしれません。信仰だとするならば宗教ですから,そういう意味では外野が,とやかくいう筋合いじゃないのかもしれません。

 話をプロセレクションブログへ戻しますが,フィルムの発色を再現してほしいとニコンやキヤノンに期待するのは話が違う気がします。フィルムは富士フイルムが作っており,富士はそういうテイストの画像処理をやっていると記憶しています。すなわち富士のボディを使えば良い。
 展示会の富士フイルムブースで話を聞かせてもらったことがありますが,そういうのは自信満々でした。「ニコンさんやキヤノンさんが色とかを始めたのは,ここ10年とか20年とかでしょ。うちは戦前からやってますから」「カメラの画像処理とかテストして,どんなロジックでやっているか?だいたいわかるのですが,まー表面的なマネは良く出来ているかな?って」「色なんて,そんな簡単なものじゃないんですよ」
 ニコンにはニコンなりの考えや設計方針があって,それはキヤノンでも同じでしょう。ニコンだって,キヤノンだって,今の画像処理がいいと思っているから,そうしているわけであって,ユーザーの方が,こうあって欲しいという期待や要望とは別問題でしょう。
 逆に言うと,そんなにフィルムの発色がお好きならば,デジタルを使わないでフィルムを使えばいいでしょう。まだ売ってます。別にアマなんだから(そういう点においては)何をするのも自由。クライアント側の意向に従うプロとは違います。その保守派と称する人のお考えは「デジタルはフィルムに代わるもの」だと,まだ思っているのでしょうか?確かにデジタル一眼レフの外観の形状はフィルム時代とほぼ同じですし,ニコン・キヤノンはレンズ・アクセサリーの類も互換性があることが多いです。でもそれは道具立ての部分でフィルム時代のものが使えるようになっているだけのことで,フィルムとの直接の関わり合いはないでしょう。

 強引にデジタルをフィルムベースで考えた場合,デジタルは,フィルムでいうところのネガ的なアプローチが求められると思います。
 そこにポジの発想や作業の流れを持つ込まれると,デジタルはポジのように一発で完成しているものじゃないですから,話がややこしくなる気がします。
 出来上がりの紙プリントやオフセット印刷は同じでも,プロセスがフィルムとデジタルでは別物になると思っています。デジタルもフィルムと同じであって欲しいという願望にしか当方には感じられなかったです。保守派というよりただの石頭じゃないですか?

 ヘッダ画像はブルーの定番カット(クリックするとちょっとだけ大きくなります)。色合いは今風の仕上げにしたつもり。
 一番目立つブルーでも,これしか色ないからなぁ。

●参考リンク
・フロンティア諸々(2008.4.5)
http://rainbow55.exblog.jp/7795558/
 (記事の後半に当方が使っていたラボ指示書あり)
・銀写真プリント「アルジェント」(2008.7.8)
http://rainbow55.exblog.jp/8578503/
 (記事の後半にネガプリントのリングアラウンド見本あり)
・ラッシュとは(2008.5.10)
http://rainbow55.exblog.jp/8050749/
 (ネガ現でポジを作り出すラッシュプリントの記事)
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by rainbow-5 | 2013-10-06 19:57 | 日記 | Comments(0)


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