キヤノン 修理費用の目安
 EFレンズの修理費用の調べ物があって,ついでに以前からなんとな~く気が付いていたことがあったので,まとめてみました。
 自分のメモみたいなもの。



 以前から気になっていたのは「レンズの修理費用って,4種類ぐらいしかないような気がする」というもの。
 具体的には,L玉でない単焦点・20万までのL玉・2.8クラス・300/2.8以上。
 キヤノンWebサイトには,修理の目安金額が載っていますので,自分の手持ちレンズからピックアップしてみました↓(技術料のみ。税別)

・EF28mm F1.8 USM
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF50mm F1.4 USM
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF85mm F1.8 USM
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF100mm F2 USM
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF100mm F2.5 Macro USM
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF24-85mm F3.5-4.5 USM(2014年12月修理受付終了)
 普通修理 \6500
 重修理  \13000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)

・EF24-105mm F4L IS USM
 普通修理 \9000
 重修理  \18000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF70-200mm F4L IS USM(ISなしも同じ)
 普通修理 \9000
 重修理  \18000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)

・EF16-35mm F2.8L USM(I型・II型同一料金,I型 2013年12月修理受付終了)
 普通修理 \12000
 重修理  \24000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF70-200mm F2.8L IS USM(I型・II型同一料金,I型 2016年12月修理受付終了予定)
 普通修理 \12000
 重修理  \24000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM(I型・II型同一料金,I型 2021年8月修理受付終了予定)
 普通修理 \12000
 重修理  \24000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
 (金額はすべて税別。送料等含まず)

 やっぱり。
 普通修理で,6500円・9000円・12000円の3種類。
 当方の仮説はやや誤りがあって,どうもレンズ本体定価(税抜き)ベースで,10万円以下・10万~20万・20万~50万ぐらいの感触です。50万超えは,こうでした↓

・EF300mm F2.8L IS USM(I型)(2017年8月修理受付終了予定)
 普通修理 \17000
 重修理  \34000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF300mm F2.8L IS USM(II型)
 普通修理 \17000
 重修理  個別見積   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF500mm F4L IS USM(I型)(2017年11月修理受付終了予定)
 普通修理 \17000
 重修理  \34000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF500mm F4L IS USM(II型)
 閲覧不可
・EF800mm F5.6L IS USM
 普通修理 \17000
 重修理  \34000   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EF200-400mm F4L IS USM EXT
 普通修理 \17000
 重修理  個別見積   詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
 (金額はすべて税別。送料等含まず)

 6500円・9000円・12000円・17000円の4種類ということになりました。
 (随分前にEF500mm F4.5L USMの重修理をしたが,工賃は3万5千円程度だったと記憶。かなり前からこの工賃のまま。)
 普通修理というのは,重修理でないもの。
 重修理というのは,落下等のショックダメージ品,冠水・砂かぶり品。基幹部品であるミラーボックス交換は重修理。いわゆるオーバーホールも重修理扱いになります。
 普通修理・重修理というのは,請求書の技術料金の区分けなので,修理に際して部品交換があれば,上記とは別に部品代がかかります。
 部品代は下はコロの300円ぐらいから上はレンズユニットの1万円以上と様々なので,一言で言い切るのは無理があります。キヤノンWebサイトでは,代表的な事例で「オートフォーカス作動故障」,「絞り作動故障」のように書いて,技術料金+(当該修理で考えられる)部品代の合計で示しています。
 キヤノンの修理メニューには「各部点検」というのがあり,部品交換を用さなければ技術料だけで済みます。各部点検も普通修理の扱いになっています。ただ,一般的には点検を依頼するということは,なんらかの不具合があるのでしょうから,結果的に部品交換をすることになって点検でなく修理になることが多いと思われます。
 おおむね重修理=普通修理×2になっているようです。(修理区分上は,軽修理がありますがここでは省略)

 普通修理を使う際のコツとしては,普通修理の範囲内なら何品部品交換をしても工賃は同じですので,壊れてはいないけど気になる点があれば一緒に交換して貰った方がいいと当方は考えています。
 具体的には,長年使ってきたレンズが故障して絞りユニット交換を要することになったとします。長年使っていますので(レンズ側の)電子接点は摩耗が進んでいることが多いと思います。電子接点は消耗するとレンズ・ボディ間の通信不良を起こして作動しなくなります。こういうケースでは,故障した絞りユニット交換に加えて,まだ寿命には達していませんが電子接点交換も依頼した方が利口かと思います。長年使っているレンズだったら,どのみち電子接点は,近いうちに寿命を迎えて再度そのために修理になると思われるからです。電子接点の部品代は(一般的なレンズの場合)700円が多いです。電子接点の交換を加えたからいって工賃が2倍になるわけではなくて,工賃は普通修理のままで済みます。同様にマウント(3000円)や外装のゴムリング(1000円程度)なども交換してもいいかもしれません。そういう感じでまとめて作業依頼をすると修理を一度で済ませることが出来て,何度も頼むよりは費用を抑えることが出来ます。
 あとEFの場合,一部のズームレンズにある,使っているうちにズームリングのスカスカになるのを直してもらうこと。トルク量そのものも,いくらか調整が効くレンズもあるようなので,撮影ジャンルによってはきつくしてもらえるか?確認してもいいかと思います。(当方の撮るものでは大きな問題になってないのでトルク量調整は頼んだ経験はない)

 ボディも見てみました。代表的なところ↓(普通修理技術料のみ。税別)
・EOS-1D MarkIII \12000(2016年4月修理受付終了予定)詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EOS-1D MarkIV \12000(2018年11月修理受付終了予定)
・EOS-1Ds MarkII \17000(修理受付終了)
・EOS-1Ds MarkIII \17000(2018年5月修理受付終了予定)
・EOS-1D X    \17000

・EOS 5D(初代) \12000(2015年9月修理受付終了)
・EOS 5D MarkII \12000(2019年11月修理受付終了予定)
・EOS 5D MarkIII \12000
・EOS 5Ds     \12000
・EOS 5DsR    \12000
・EOS 7D MarkII  \12000

・EOS 7D(初代) \12000→\9000 *1
・EOS 6D     \12000→\9000 *1
・EOS 60D     \12000→\9000 *1
・EOS 70D     \12000?→\9000 *1
・EOS Kiss Digital X \9000(修理受付終了)
・EOS Kiss X7   \6500

・EOS-1V HS   \12000 詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EOS-3      \9000(修理受付終了)
・EOS 7s     \6500(2017年6月修理受付終了予定)詳しい案内は こちら(キヤノンWebサイト)
・EOS Kiss5    \6500(修理受付終了)
・EOS Kiss7    閲覧不可(修理受付終了)
 (金額はすべて税別。送料等含まず)

 こちらも,レンズと同じパターン。というか,金額の区切りまで,まったく同じ。スゲー,わかりやすい(笑
 オーバーホールを含む重修理が,普通修理の2倍というのも同じになってました。
 要は,レンズもボディも,入門機・中級機・上級機・特上機の4パターンなのでしょう。
 気になったのは,1D系が,1.3倍機とフルサイズ機で違っていること。センサーサイズの違いによって,工賃(=作業手間)に差があるというは,やや合点がいきません。
 あと,5D系と6Dが同じになっていること。Kissは本体価格が下がったのにあわせて修理代も下げていること。

 ついでに書いておくと先にストロボ580EX I型(2013年12月修理受付終了)を修理した際に教えてもらった工賃↓
・軽修理  \4000
・普通修理 \6500
・重修理  \13000
・特殊修理 \21000
 いわゆるオーバーホールはない。各部点検は出来る(普通修理扱い)。
 (金額はすべて税別。送料等含まず)
 580EX II型,600EX-RTなども同じ。


・補足1
 レンズ・ボディのベストピント調整は(製品保証期間外の場合)一律 1000円(税別。修理保証2週間付き)。レンズ・ボディ外観の簡易清掃は一律 500円(税別。サービスセンター持込みのみ)となっており,普通修理とは別メニューになる。
 デジタル一眼レフのセンサークリーニングは(製品保証期間外の場合)一律 1000円(税別。修理保証2週間付き)となっている。
・補足2
 改造扱いの作業は普通修理とは料金が異なる。改造の例↓
・70-200等フード 偏光フィルター用穴加工 1000円((税別。フード持込み。加工賃のみ)
・EOS 5D Mark II・EOS 7Dロック機構付きモードダイヤル改造 10000円(税別。部品代+工賃)
・補足3
 *1) 2016.1現在 誤記修正

・追記1
 上記の内容は,キヤノン側へ直接依頼した場合のものです。販売店等を経由した場合,キヤノン以外の修理業者へ依頼した場合は金額が異なる・サービスメニューが違っている場合があります。
 上記の内容は,キヤノンのサービス体系に関するものです。キヤノン以外(特にニコン)ではサービスメニューの内容や修理保証,依頼手順,作業名称とその内容などが大幅に違っています。各々のメーカーのサービス窓口に照会するのが間違いないです。
・追記2
 一部の機種についてはキヤノンWebサイトの概算見積ページへのリンクを設けました。
・加筆1(2015.5.29)
 2015.5.25にあったキヤノンWebサイト(修理関係)の変更に伴い、リンク先を訂正。
 一部、現状に合わせて訂正。
・加筆2(2016.1.23)
 キヤノンWebサイトに誤記があったとのことなので、それらを訂正。新機種を追記。
 2016.1.23時点でキヤノンWebサイトに誤記が残っている。2016.1.25以降に修正される見通し。(キヤノンへ通報済)
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by rainbow-5 | 2013-12-15 22:03 | 機材・道具 | Comments(0)


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