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IPP レンズ型カメラ掃除機 Fujin Mark II(EF-L002)
 デジタル一眼レフのセンサークリーニングをやってくれる機械です。
 8月ぐらいにキヤノン用がII型になったので、購入を決意した次第です。

 効果の程に確証がなかったので、お試し品にしては、ちょっとお高いかな?
 ポイントが使える通販にして、直接の出費を半値程度に抑えました。



 さっそく効果のほどを↓

・作業着手前
IPP レンズ型カメラ掃除機  Fujin Mark II(EF-L002)_f0158244_122191.jpg

・ボディ内蔵のセンサークリーニング機構作動後
IPP レンズ型カメラ掃除機  Fujin Mark II(EF-L002)_f0158244_1231574.jpg

・手作業でブロア飛ばしをやった後
IPP レンズ型カメラ掃除機  Fujin Mark II(EF-L002)_f0158244_1233776.jpg

・Fujin使用後
IPP レンズ型カメラ掃除機  Fujin Mark II(EF-L002)_f0158244_124397.jpg
 ボディは7D MK2。確認画像の撮影はf16。
 同じタイミングで、1D MK3もやったのですが、7D MK3の方が、変化の加減が(比べれば)わかりやすかったので、7D MK3の画像を選んでみました。
 サービスでのセンサークリーニングは、この2か月前ぐらいにやっていますが、10月、11月が出番が多かったので、当方のなかでは、まあまあ汚れている方だと思います。
 上の確認画像は、作業の流れに沿って撮ったものですから、完全なイコールコンディションでの比較実験になっていません。
 当方の場合、f16で撮ることは、まずないので、f16は確認用になります。この流れで、f4で撮ったもの↓
IPP レンズ型カメラ掃除機  Fujin Mark II(EF-L002)_f0158244_1242439.jpg
 f16だと気になるようなところも、f4だとわからんです。

 ボディ内蔵のセンサークリーニング機構で常々思っていたのは、撮影素子に付いたゴミを振るい落とすことが出来たとしても、そのゴミはミラーボックス内に落ちるだけなので、また付いてしまうのではないか?というもの。
 ならば、ブロアを使って飛ばすことになるわけですが、あんな行き止まりの箱からどれだけ追い出すことが出来るのやら?
 そんなことばかりを考えてしまう当方にとっては、吸い出してくれる機械は、使えそうな気がしてしまうものです。機械的な性能より、心の安心感の方が強いような気も(笑

 掃除機と拭き掃除の効果が同じわけがありませんから、これでメーカーサービスでのセンサークリーニングは不要になったとは思っていません。
 ただ、メーカーサービスでの頻度は減らすことが出来そうですし、目立つゴミを取り除く武器が増えたと考えています。

 購入検討をしている方へのメモ↓
 説明書にある仕様表には『使用時間 約120回(1回/約1分間使用時)』とありますが、説明文は『<電池交換の目安は>お掃除を1回約1分間使用として、約180回分使用出来ます』となっており、数字が異なっています。メーカーに照会したところ、180回は誤りとのことでした。(すなわち120回が正しい)
 説明書には『<フィルター交換の目安は>使用環境、使用頻度によって異なりますが、1~2ケ月に1度の交換をお勧めします』とあるので、良いコンデションで使うなら年で6枚程度のランニングコストがかかることになります。
 専用フィルターは、不織布らしき素材です。見た目の印象で、表裏が見受けられますが、説明書にはその説明がありません。メーカーによれば「裏表はあるが、どちらでもほとんど差はないので、どちらでセットしてもらっても構わない」とのことでした。

 メーカーのWebサイトなどを見た感じでは、Fujin Mark IIが品名、形名がEF-002(or EF-L002R)、風塵(ふうじん)は愛称のような感じでした。
 メーカー問合せは電話でしましたが、ニコン用とキヤノン用は一部仕様が異なるとのこと。キャノン用をマウントアダプターを介してニコンボディに装着出来たとしても、同じ効果は得られないそうです。ニコン用はFマウントに合わせた設計になっており、マウント口径の違いに起因する吸引力の差に対処しているそうです(=同じ設計では小口径のFマウントの方が吸引力が弱くなってしまうため)。マウント口径の違いが、こんなところにも出るとは、いやはや。

 あと、下のデジカメWatchのリンクに書いてあることですが、カメラ店向けの商品(EF-L002R)は、同梱の専用フィルター3枚、専用ポーチが付属しますので、お値段が少し高くなっています(一般店向け(EF-L002)は、専用フィルター1枚、専用ポーチなし)。ヨドバシ.comはカメラ店として扱っている模様で、Rモデルという名前になっていました。
 パッケージは2種あるわけで、単に最安だけで比べてしまうとパッケージが違っていることもあります。

●参考リンク
・レンズ型センサークリーナー「風塵」にニコン用
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150703_710066.html
・レンズ型センサークリーナーのFujin Dを試してみた
http://hinden563.exblog.jp/25039614/
・受講無料、ニコンの「ローパスフィルター清掃講座」体験記
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2005/05/31/1632.html
by rainbow-5 | 2015-12-12 12:01


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