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フォトエキスポで仕入れた情報
●エプソンブースであったカラーマネージメントのセミナー
 講師はナナオの人。セミナー自体は1時間のプログラムなので,長すぎて,とてもじゃないけど,すべてを聞いているわけにはいかないので,通りかかった時に,立ち止まってみた程度。
 セミナーで話したことで,大勢の人が聞いていたのだから,ここに書いても支障がないと思うので,記しておく。



 「買ってきたばかりのモニターというのは,全然,色はあっていません」おいおい,そんなことナナオの人が言ってしまっていいのかい(笑)。真実なのだろうだが,一般の人が聞いたら,メーカーの人が,そんなことを言ってるなんてビックリ仰天だろうな。しかも高級ブランドイメージのナナオだよ。まるで工場出荷時の検査は,やっていないような話しっぷり(笑
・モニター
 キャリブレーターを使う
・プリンタ
 エプソン MAXARTの場合,いわゆるドライバ補正を推奨。プロファイル印刷ならエプソン純正プロファイル
・環境光
 色評価用。一般家庭(丸管)の場合,東芝メロウZクラス(*1)にして欲しい

 ドライバ補正を推奨する理由‥‥プリンタの最大性能を十分に発揮できるから
 メーカー純正プロファイルを推奨する理由‥‥プリンタメーカによる試験・測定の結果が反映されており,相当に作り込まれている
 どちらも,話としてはわかる。セミナーとは,別に,ナナオブースで接客対応していたY氏に直接当方の疑問を質問してみた。個別質問なので,そこでのことを,ここに書いていいのか,ちょっと迷いがあるので,今日のところは,書かないでおきます。
*1(説明スクリーンに表示されたのは)丸管蛍光灯の推奨品は東芝メロウZのみ。松下のパルックは入っていなかった。

●DQツールのプリント
 ラボ協会ブースにあったDQツールのプリント見本は,プジのプロペーパーだった。あのペーパーの場合「プロレーザー」という商品になる筈。
 裏印字はナシ。従って,プリント要領は不明。

●フジ FinePix F100fd
 説明員の話「F40,F50は失敗しましたが,今度のF100は,それに(当方のF31fdのこと),かなり近くなってます」って,こと画質だけに限れば,まだF31fdの方が,上の言いっぷり(笑

●フジ フロンティア700シリーズ
 裏印字が変わってノーリツのQSS風に。700シリーズのプリンタ部はノーリツの機械だから,変わってしまったのだろう。
 反対にノーリツの機械でもフジのペーパーを使い始めたので,どちらの機械でも,ペーパー,裏印字共々同じになり,これからは裏面だけでミニラボ機を判断することは出来なくなる。

●X-Rateの新しいキャリブレーター
 munkiは分光式であることが判明。(キャリブレーターの方式にはフィルター式と分光式があり,分光式の方が測定精度が高く,値段も高い)

●モノクロプリント
 なんとなくの印象になってしまうが,デジのモノクロプリントの展示が目を引いた。展示の仕方が,うまかったのか?本当に展示数が増えたのか?その辺りは,ちゃんと調べていないので不明。デジカメ+インクジェットプリンタの時代になって,暗室・薬剤処理でなくても,自分でモノクロプリントが出来るようになったわけだが,そんなにニーズがあるのか?
 しかも,本当にモノクロプリントに耐えられるプリンタって,エプソンPX-5500とか5800ぐらいしかないでしょうに。インクジェットプリンタの総数からみたら,マイナー機種だし...謎
by rainbow-5 | 2008-03-24 21:16 | 写真関連メモ


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