古いEFのカタログをペラペラしていたら,以前,貰った資料の紙片が出てきた。
「あ~ん,貰ったことがあったっけ」
思い出した。販売店の店長から貰ったもの。
その紙片(フジ→販売店向け資料)にあることをそのまま転記するのは,ひかえておきますが,フロンティアの特徴が書かれているところがあって「グリーンは明るい発色。赤はややイエロー方向。イエローはやや赤方向」とあります。
資料はフィルムをフロンティアでプリントした際のものですが,色傾向は程度の差はありますが,デジでも同じだと思います。
また,これまでに見聞きしている「フロンティアはイエロー・レッド・グリーンの色合いを調整している(らしい)」とも一致します。
な~んだ,あれこれ悩まなくても,信頼できる資料を自分で持っていたじゃん(笑
そういうわけで,
以前書いた記事の
> ●Photoshopによる印刷(無変換)
:
> sRGB変換に比べて赤色・黄色が改善される模様である(この色域ということは...
> 副作用で,グリーンに影響が出る。)。
の箇所は,推論でなく,確定に訂正させてもらいます。
この以前書いた記事では,Photoshopによる印刷(無変換)の項で,色傾向について触れています。
これは,Photoshopによる印刷(無変換)を使うと,フロンティアの色傾向を解消することが出来るという文意ですから,フロンティアが持っているsRGBをベースにフジが独自に作っている色調全般に,上記,資料の色傾向が適用されると考えます。