松島基地航空祭(2017年)
f0158244_10344868.jpg 先週末は、松島基地航空祭でした。
 震災で基地が津波被害を受けて、かさ上げ工事や基地内の復旧工事が終わり、電車も再開されて、7年ぶりの開催となりました。



 昨年(2016年)の同時期に、松島基地復興感謝イベントという名前で、基地の一般公開を行いましたが、事前募集による1万人限定でした。当日の天候が晴れが見込めなかったので、当方は行きませんでした。
 前日のニュースでは、今年の仙台地方は36日間連続で雨が降る最長記録とのことでしたが、航空祭当日は、1万フィートまで雲なし、視程70キロとなりました。

 震災後、初めて基地内に入りましたが、かさ上げされた新エプロンの眺めは、格納庫も新しくなって、別の基地になったような感じでした。松島の旧格納庫は古いのもありましたから、無理もないです。
 場内の密度感は、それほどでないか?と思っていましたが、ピークと思われる午後のブルーインパルスの展示飛行の頃には、まあまあの人出に見えました。
 夕方の仙台放送のニュースでは、来場者は4万3千人とのことでした。

 飛行展示の方は、ブルーが午前・午後。救難隊、F-2の機動飛行。さらに、仙台市の消防ヘリの消化展示、海上保安庁のローパス。昼休みにドリルをした航空学生の帰投に地上展示のだったKCを上げてました。F-15は地上展示もなく、リモートでの飛行展示もなし。
 ブルーは、午前中はウォークダウンなしで1区分の変形、午後はウォークダウンありで3区分でしたが縦系も入れた変形パターンで、松島スペシャルでした。
 ヘッダ画像は、7D+70-200/4 ISの150ミリ(240ミリ相当)で撮ったもの。70-200でも、撮れるシーンはあるので、最近はこういう感じでも撮るようにしています。

 ジュニアは(かさ上げされていない)D格前のかなり広いスペースを確保。かさ上げされた新エプロン側の誘導路から見下ろすことも出来て、随分な厚遇。
 飛行展示の方は、場所が広すぎて、かえって客から遠い(高い?)。ジュニアも震災後、初めて見たのですが、演目も入れ替わっておりました。気になったのは、インターバルで客の周りを周回して愛嬌を振りまくシーンがなかったこと。最後に一周だけありましたけど、高度制限はないに等しいのだから、もっと客の方に寄ってきた方がいいように感じられました。
f0158244_10361136.jpg
 たしか、今の3輪全天候型になった時になくなった上向き空中開花をやってました。当方の場所では、ナレーションが聞き取りにくかったのですが「復活の上向き空中開花」みたいなことを言っていたので、最近はやっていなかったのでしょう。

 地上展示機も外来は、陸自のUH-1と百里の青ファントム、KC、ハークだけ。海自や米軍はなかったです。海自も米軍も、震災の時は出動したのですから、来てもらってもよかったのではないでしょうか?まぁ、今回は震災後、初めての(限定なしの)一般公開だったので、今後、追々ということでしょうか?外来機が少なかったので、エプロンは広々、というか寂しかったです。
 青ファントムは、F-2Bと横並びで、複座型洋上迷彩同士での展示でした。
f0158244_1037613.jpg
 この2機で並べてしまうとファントム爺さんの方が大きいので、爺さんの方が目立っちゃってました。
 当日のニュースでは、NHK・民放共々取り上げていましたが、各局とも爺さんが映ってました。映像になれば、どっちでも同じだと思われますが、現場の感覚では大きい方が目立つように感じられるもんです。

 来年は、外来機を増やして、F-15の機動飛行も復活させて欲しいものです。

●関連リンク
・第56回松島基地航空祭(2010.8.23)
http://rainbow55.exblog.jp/14456401/


 以下、いつも通りの当方の見聞きしたものや記録など。
・朝のウエザーは、T-4×1でなくて、F-2×2。0700離陸。
・アメダスによれば、東松島市の最高気温は26.9度風速4m、石巻の最低気温は16.5度。8月だが、朝はヒンヤリ感があった。
・入場時の手荷物検査あり。前回(2010年)はなかったと思う。このために一般入場口は(セブンイレブンに近くの)15エンドと(ファミマ近くの)官舎の門だけとなった(前回は正門でも入れた筈。正門は交通手段の関係上、一般入場口にはならなかった)。検査自体は民間警備会社がやっていた。
・午前中に陣取った新A格では、昼休みに音楽隊の演奏会があった。ブルー50周年の時は中央音楽隊だったが、今回は東部音楽隊で格下。演奏会の一曲目はT-2時代のブルーインパルス。二曲目はT-4のドルフィン・イン・ザ・スカイ。T-4のショー開始時の曲は、今では変わってしまったが、やっぱりやらない。あれをやってしまうとショーの始まりと勘違いされるのでダメなの、という話を聞いたことがある。
・震災前は一般向け駐車場を基地外の東側に設けていたが、震災で状況が変わってしまい、東松島商工会が航空祭用駐車場を用意した。事前募集による抽選だったが、石巻港の方まで使った。
・全体に隊員さんの数が少ない印象だった。空自航空祭の場合、警備・見張り・見物などの隊員さんがそれなりにいて、世間話をする機会があるものだが、今回はそんな感じにならなかった。
・偶発的に、ブルーのリーフレットを貰うことが出来た。
・全日空のPRブースが出ていた。前日の東松島夏まつりにも出ており、区分けとしては業者売店とは別の扱い。小松や千歳などの軍民共用飛行場では以前から全日空や日航がPRブースを出しているが、松島は空自専門の飛行場。さらに古い話になるが雫石事故の当事者同士(松島基地所属機と全日空)だというのに、これは何?しかも、日航は来ていなくて全日空だけ?どういう理由付けなのか?
・ワンワンの訓練展示はなかった。以前、訓練展示をやっていたグランドは駐車場になっていた。
・駐車券は8月16日(水)に着弾。
・帰りの矢本駅は入場制限あり。ブルーが午前中にもある関係上、お昼頃は、行き帰りの客が入り乱れて大変だったみたい。
・ブルー格を(初めて?)一般公開。T-4ブルーの予備機、保管してあるT-2ブルー、ダンボルギーニを展示。
・午前中のブルーのセンターは新A格、午後は新B格のように見えた。ただ、午前中のローリング・コンバットピッチはかなり遠く、タイミングは早かった印象。午後のサクラは会場の真上で、見栄えという点では真上はいかがなものか?4機編隊離陸時の4番機のポジションへ飛び込みが遅いのなんの。近年のチームは、総じて下手だなわ。
・RWY25エンドって、短くなった?離陸滑走開始の場所が、西寄りになった感じだった。
[PR]
by rainbow-5 | 2017-08-31 22:37 | 日記 | Comments(0)


<< 閲覧統計 2017年8月 東松島夏まつり2017 >>