平成29年度 三沢基地航空祭
f0158244_19142812.jpg 先週末は、三沢でした。
 ついていない事の連続でした。



 関東に住んでいる身でありながら、最近は三沢を訪れたことがなく、最後に行ったのは、おそらく20年近く前のこと。
 それぐらい前のことになると、交通手段とか、宿とか、前に行った時の記憶は、さっぱり役に立ちません。
 その昔、初めて行った時は、早朝の現着で、三沢市役所駐車場に停めました。今じゃ、そんなの無理無理。前日から市役所は満車でした。基地正門も、綺麗に整備されて、これまた昔とは大違い。

 今回は前入りでしたので、せっかくなので少し早めに行って、外来到着や予行でも見よう(撮ろう)と向かったのですが、現着間際に通り雨。
 この日の午後は、ファミリーディとして関係者の招待日となっており、F-16デモチーム、ブルーインパルスの慣熟飛行が予告されていました。
 雨は、ほどなく上がりましたが、当然ながらくもり空。F-16はほぼ予定通りでしたが、雲が多く、期待外れ。ブルーは(雲の関係と思われるが)予備の時間帯へディレイして始まりましたが、雷雲が出現して1区分を途中打ち切りで終えました。
 あと、B-1Bが降りてくるところに遭遇。一丁前にオーバーヘッドアプローチをして会場にアピール。見て、気付かされたのですが、アプローチは可変翼を広げた状態。そのための可変翼ですが、初めて見るので、イメージが出来てなかった次第。ここのところ、北の三代目の関連でテレビにも登場するようになったB-1B。テレビだとランサーとは呼ばれず、死の白鳥とか言われておりますが、そんな言い方してるの、いる?日本のマスゴミだけじゃないの?たしかに翼を広げたところを下から見上げると白鳥っぽかったですけど、写真的には、あの塗装なので、黒鳥でした。

 前日の夜の時点で、午前中は雷雨の予報でした。
 朝起きた時点では、まだ全天に対して3割程度の雲で朝日も見れましたが、駐車場に着いた時にはドン曇り。7時過ぎから雨が落ち始めて、雷も鳴るどしゃ降り。当方は進出を見合わせて、車内待機を決め込みました。9時半ぐらいになって天候回復の兆しとなり、F-2のAGGから展示飛行が開始となりました。当方は、この辺りから行動開始で、午前中のF-15の展示飛行の撮影は断念、F-16デモチームは場外からの撮影となりました。Rゲートの荷物検査に1時間並んで、入場したのは12時過ぎという、当方の行動パターンでは信じがたい状態。
 午後の展示飛行はブルーが先で、その後、秋田の救難展示、F-2の機動飛行という混雑対策のスケジューリングでした。

 F-16デモチームの展示飛行は、すごく良かったです。
 当方が最後に見たのは、2年ぐらい前の防府だったと思いますが、課目も、飛び方も、明らかに良くなっていました。たぶんパイロットが交代したのでしょう。またホームとなる三沢での展示でしたので、慣れとかもあったとは思います。
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 この課目(デディケーション・パス 機動としてはブルーのファンブレークに似ている)は、まるでこっちに向かってくるような感じですが、この後、ロールを打って向かい側に離脱しています。米空軍は展示飛行で客の真上を飛ぶことは禁じられている筈で、この飛び方はギリギリを狙った感じでした。この前にナイフエイジもやったのですが、一般的なバンク角90度ではなくて、客から見て完全な背中バックリとなるように110度ぐらいのバンクになってましたよ。腹なんか撮ったってしょーがない。背中ですよ。背中。
 朝の雨の影響で、当方は場外での撮影となってしまったのが残念です。エプロンの西寄りで撮っていたら、いい絵になったことでしょう。
 F-15の飛行展示は、駐車場→Rゲート移動中だったので、撮影できず。合間に見た感じでは、課目数は随分と多く、飛び方も最近のF-15にしては、力が入っていたように見えました。F-15導入直後の展示飛行は、いかにも馬力感を強調した飛び方をしていたものですが、いつの間にか、たーだやってるだけの、つまらないものが多くなってしまったので、今回、撮れなかったのは残念でした。

 地上展示機も駆け足で米軍方面だけ。当方の初対面は、B-1B、F-35B、EA-18G、P-8、沿岸警備隊のHC-130。
 B-1Bは、周りに綱はなくて下側に回り込める状態。ウェポンベイを開けていましたが、思っていたほど大きくなかったです。帰って来て調べたら最大34tとありましたが、そんな風には全然見えませんでした。
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 貼った写真は、右エンジンの辺り。油漏れの受け皿がありました。写真右上の人の足の辺りにも燃料漏れが見えます。
 これは軍用機では間々あることで、設計通りの出来事です。空中で高温になると機体が熱で膨張するので、外装パネルに隙間を意図的に設ける設計となっており、地上で機体が常温になるとパネルの隙間から燃料が染み出してしまうのです。地上展示で綱で仕切ってあればいいのですが、今回は綱がなく客が入り込める状態だったので、ちょっと珍しかったかもしれません。
 F-35は、朝方の雨の際は格納庫内での展示だったそうですが、その後、エプロンに移動したそう。EA-18Gは電子戦ポッド満載、怪しさも満載。P-8は、スペック上はP-3Cより一回り大きい筈ですが、小ぶりに感じました。

 実質2時間半しかいられなかったので、J隊の地上展示機は見ませんでした。三沢のエプロンは、他の空自の2倍以上あるので、限られた時間で全部見るのは難しかったです。
 (はっきりと確認していませんが)C-130は来ていましたが、C-1はなし。KCは来てました。邪推するとC-1は、余命を延ばすモードに入ったのでしょうか?入間からはガルフとチェッカーも来てました。
 ファントム爺さんは、301と501の(元祖)RFが横並び。こっちも余命を気にする時期になっていると思うのですが?
 今や毎週のようにテレビに登場するようになったペトリオットミサイル(日本のマスゴミはパトリオットと表記)は、PAC-2(なんだと思う)を展示。PAC-3の方はHOT状態なので、航空祭どころじゃないのでしょう。
 ブルーを見るのは、今年5回目。どこの基地でも見られるので、今回は寄りを多く狙ってみました。
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 全体で通してみると今回も下手な部類。ワイドトゥデルタ(だったと思う)は4番機が付いていけなくて体形が整わず。ローリングコンバットピッチは3番機が乱れて、ブレーク後、一定間隔にならず。そんな感じで、どうにもゆるい課目多数。
 近年のブルーは、一回のショーで何度もミスというか、乱れというか、見栄え悪すぎです。今のメンバーって、皆さん、ゆとり教育世代?そういうことなのか?

 ヘッダ画像は、エプロンに展示された岩国のF-35B。
 最新鋭機なんですが、カッコ悪いのなんの。RQ-4なんかも、そうなんですが、これからは、こんなのばっかりになるのかぁ?
 目がいったのは、表面塗装が、わずかにカッパーを帯びていたこと。電波吸収の成分を含んでいるのでしょうか?だとすれば、記念塗装とかの自由度は下がることになるのでしょう。

 午前中の展示飛行をほぼ捨ててしまったのが痛かったです。
 スブ濡れになるのを覚悟をして朝から突撃すれば良かったか、と軽く後悔。だた、当方は雨から撮影機材を守れる用具を持っていません(現地に持っていかなかったのでなく、所持していない)。なにもなしで、あれだけの雨にあったらどうだったか?とも思います。
 来年に期待ってことになりますなぁ。


●参考リンク
・2017 MISAWA AIR FEST
https://www.facebook.com/TeamMisawa/videos/1998022140215268/
・明日の三沢基地航空祭にはB-1BやF-35Bも参加!
http://blog.goo.ne.jp/koku-fan/e/9529d20f209737bf21d7507c59ec63b0
・空自とアメリカ空軍、9月9日に東シナ海でF-15とB-1Bが編隊航法訓練
http://flyteam.jp/news/article/84050
・初めてB-1Bを見たのは1990年のRIATですが、当時は「核爆撃機」で、まだ核弾頭付きのAGM-86B 空中発射巡航ミサイル運用能力が残っていました
https://twitter.com/oldconnie/status/907092377088663552
・三沢航空祭に行って、部隊グッズが欲しいかどうかは、買ってから後で考えるんでもいいんじゃないかと思うようになったよ。
https://twitter.com/Mossie633/status/906887595463868416
・F35ステルス機やB1展示 三沢航空祭、オスプレイなし
http://www.sankei.com/photo/story/news/170910/sty1709100009-n1.html
・B-1B bomber, F-35B LightningⅡ @Misawa base
https://www.houdoukyoku.jp/archives/0032/chapters/29193/
・三沢基地で年に一度の「航空祭」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083023741.html
> 航空自衛隊によりますと、ことしの航空祭には、およそ9万人が訪れた
・三沢基地航空祭、F-35BやB-1B展示 ブルーインパルスも晴天の下演技
http://flyteam.jp/news/article/84052/
> アメリカ空軍によると、日曜日にはおよそ10万人以上が来場

 以下、当方の見聞きしたもの。
・宿で見ていたテレビニュースはヒコーキばかり。
 大分に降りたオスプレイが帰還したとか、B-1Bが南シナ海で204と訓練とか、アメリカの台風は入間とか。入間、入間って言っているから、入間って思えるようになってくる。なにゆえ。入間などという名前にした?
・RQ-4は見つけることが出来ず。この時期はグァムの台風を避けて三沢で運用している筈なので、航空祭に出してもいい筈。ただ、これも北の三代目の偵察に忙しいのか?
 MV-22も来ていなかったと思う。8.30に公開された米三沢基地のfacebookの動画には、B-1B、F-35B、MV-22等があるので、この時点でB-1Bなど動画に映っている機が来るのは予想できた。おそらくMV-22も計画にはあったのだろうが、大分エマージェンシーの一件があったのでキャンセルとなったのだろうな。
・B-1B着陸時に、いさく氏と思われる人物を発見。テレビクルーと一緒だった。
・2000ポンド爆弾(Mk84)の展示があった。今どきの爆弾なので、JDAMとか、GBUとか。B-1Bの方はスナイパーポッドをぶら下げていたから、レーザー誘導化もされているものが三沢の弾薬庫にはあるのだろう。こういう米軍の本気装備を見せられると主役=爆撃機 or 戦闘爆撃機、脇役=護衛(→戦闘機)なんだなぁ、と思う。
・F-35の車輪はミシュランタイヤだった。
・朝の大雨は駐車場にいたが、この時、バス乗車待ちからクルマに戻ってくる客多数。なかには、その後、発車するクルマもあった。帰ったとみるのが妥当。中には青森県外のナンバーもあって、4時起きでやって来て、帰ってしまうのだろうか?当方の見方がマニア目線になっているだけかもしれないが、航空祭自体は9時からなのだから、8時に帰ってしまうのは、どんなものか?と感じてしまった。
・来場者数 空自発表=9万人、米軍発表=10万人以上。ゲートでカウントをしていたのは空自だった。
・ブルーはエプロンに機体を置いてなかった。どうやら、大雨が予想されたので、出さなかった模様。雨が上がってからも、既に客も入っており、機体を引っ張ってくることが出来なかったのだろう。そういうわけで、公開展示飛行はウォークダウンなし。支援機材がエプロンに置いてないのでウォークバックもなし、という航空観閲式のような進行になってしまった。展示飛行後にパイロットのサイン会が予定されていたようだが、中止のアナウンスがあった。
・前日の慣熟飛行のブルーコントロールは三沢GCA。当日はレシーバー持込み禁止だったので不明。
・当日のアメダス三沢。最高気温 26.1度 (13:20)。最低気温は15.4度だがこれは24:00の記録なので、実質的には16.1度(8:00)。降水量 9.5mm。
・仮設男子便所でババア2人組に遭遇。久しぶりに見た。航空祭だと時折遭遇する。ババアは図々しい。
・売店通りがあったが、遠目に眺めただけ。おそらく1ドル=百円換算の少し円高。アメちゃんの店は、寄りたかったけど、今回はとてもじゃないけど時間がなかった。
・終了30分前ぐらいから米軍メディック前でペットボトルの水を配り始める。おそらく熱中症対応で準備していたものだろう。「ミズ、ドウゾー」と言われたが、冷えているわけじゃないし、荷が重くなるだけなので貰わなかった。J隊は給水車を出していたっけ。
・プログラムにモデル撮影会があった。今でもやってるんだ。以前は、百里や入間でもやっていたが、今ではなくなってしまった。仙台のモデル事務所(たしかSOS)で駆け出しだった鈴木京香が三沢に立ったことがあるという。
・三沢市街の店の看板は米軍関係者向けと思われる英文表記のものが目立った。その昔は横須賀や福生などもああいう感じだったが、今は目立っている気配には感じられないもの。
・帰りの客の引きが、早いのなんの。普通は未練がましく残っている客が多いものだが、終了30分で、ほぼエプロンに客はいなくなった。
・近年の三沢基地航空祭来場者数↓
 2014年 約14万人(晴)
 2015年 約10万人(雨)
 2016年 約8万人(晴)
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by rainbow-5 | 2017-09-13 21:17 | 日記 | Comments(0)


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