今年の航空観閲式
f0158244_11203646.jpg 3年に一度の航空観閲式が近づいてきました。
 今年(2017年)は10月29日が本番。事前公開が10月22日。いずれも招待客のみで、一般公開はありません。



 前回となる2014年の時、この記事↓を書きました。
・平成26年度航空観閲式の検索キーワードにお答えします (2014.9.18)
http://rainbow55.exblog.jp/22955006/
 この記事↑は、事前に書いたものでしたが、ほぼ前々回(2011年)同様に行われましたので、今年も同じような感じになると思います。従いまして、見物場所などを知りたい方は、この記事↑を見てもらえばと思います。
 アフターフォローアップとしては、交通規制の地図があります↓
f0158244_1055627.jpg
 この交通規制図は、前回開催時に地元となる小美玉市役所(旧小川町)にあったものです。
 (原版が)モノクロなので、ややわかりづらいですが、見ての通り、いわゆる外周道路から基地寄りの道路は、すべて何らかの規制がかかります。
 この地図では茨城空港入口交差点→空港ターミナルへの道路は規制がありませんが、実際には(式典終了まで)搭乗客以外の車両は進入禁止でした。この地図は、条件付けなどの説明を省くために、全面車両進入禁止の道路だけを表記しているのだと思われます。
 J隊と言えども役所。役所の縄張りとしては、基地敷地内はJ隊ですが、基地敷地外はK察の所管になります。よって基地の外の警備は原則K察になりますので、現地に行く方は、その辺りは心得ておいた方がよろしいかと思います。

 9月4日配信分日刊安全保障(フジテレビ ホウドウキョク)に、北の水爆実験の影響を調べるケロヨンT-4の集塵ポッド機が映り、百里のエプロンにひな壇が設置済であることを確認しています。
 9月に開設された百里基地ツイッター↓
https://twitter.com/jasdf_hyakuri/status/911188542289612800
 見物のために、早々に設置したのか?

 三沢市役所Webサイトより↓
・(三沢)基地訓練情報
https://www.city.misawa.lg.jp/sp/index.cfm/22,23413,78,348,html
> 百里基地F-4部隊の三沢移動訓練について
> 期 間:平成29年10月4日(水曜日)~10月31日(火曜日)
> 場 所:太平洋及び日本海訓練空域及び天ケ森射爆撃場
> 訓練規模: F-4EJ改×約10機
> 訓練内容: 通常の錬成訓練

 あんなひな壇をエプロンいっぱいに設置されたのでは、通常訓練に支障があるのは当然のこと。今年は三沢へ行くとのことです。
 前回は305が千歳に行ってました。たしか記念塗装みたいなのがあって、それが百里で撮れないというわけのわからないことがありましたっけ。

 前回の予行等の実施状況↓(予定ベースでなく実施ベース)
 9.26(金)F-15機動飛行
 10.2(木)F-15機動飛行
 10.7(火)観閲飛行・RF航空偵察・F-15機動飛行・F-2 AGG・C-2試験飛行
 10.8(水)F-15機動飛行
 10.13(月)体育の日
 10.14(火)F-15機動飛行
 10.15(水)観閲飛行・F-15機動飛行
 10.16(木)F-15機動飛行
 10.17(金)観閲飛行・F-15機動飛行
 10.18(土)外来飛来
 10.19(日)事前公開
 10.20(月)RF航空偵察・F-15機動飛行
 10.22(水)観閲飛行(雨だったが実施)
 10.24(金)F-2 AGG
 10.25(土)外来飛来
 10.26(日)本番
 これ↑は、地元のマニアさんから得たもの。これ以外に、RFの予行が2回程度、F-2の予行が2回程度少なくともあったとのこと。事前公開と本番以外の観閲飛行予行では、本番とは編隊の機数等が異なる場合もありましたっけ。
 本番・事前公開以外の日程は公表されないので、今年の予行(≠事前公開)スケジュールはわかりません。

 本番や事前公開(≠予行)は面倒そうだから、予行なら?と思ってしまうのですが、見ての通り、前回まではF-15の機動飛行が随分とあったわけです。前回と今回の違いは、地元の305が移動してしまったこと。F-15の機動飛行は小松が参加すると思われ、百里での予行もあると思われますが、前回までのように毎日のように行われるとは思えません。F-2やRFは(式次第上)百里からの離陸でなくE空域から会場へ進入しますが、F-15は百里からの離陸となるので、小松のF-15が、何回か百里にやってきて、本番同様の訓練をやるのではないでしょうか?
 深読みすると小松は観閲飛行(=編隊飛行)やミッシングマンを担当しそうなので、機動飛行は千歳とか?それとも千歳は地上滑走の担当で、機動飛行は新田原?それとも、逆?(前回の地上滑走は築城のだったので九州勢もあり得るわけ)
 先週(9.25~)から501が基地上空で機動飛行を始めたらしいので、今年はRFが毎日のように予行をするのでしょうか?この辺りは、今時点では読めないので、狙い目は統一訓練というセオリー通りことに。
 天気の加減も含めれば、一回ぐらいは撮影機会に恵まれることでしょう。

 昨年(だったと思う)検索で見つかった百里基地航空祭に関するまとめサイトみたいなのを覗いてみましたが、いい加減なのばかりでした。
 まぁ、実際に自分で行ったこともなく、Webベージに貼った広告への誘導が目的なので仕方ないと思います。見ている人も、その辺りは、値引いて見ているとは思いますが、中には信じてしまう人もいるのでしょう。
 百里基地航空祭ならともかく航空観閲式になると記事するのもいないか?と思って検索してみたら、記事があって、ややビックリ。こんなの↓
https://fukusuke.tokyo/archives/17058.html
> 基地周辺も交通規制が敷かれ、警備も厳重となっていますが、しかし外周から見学することは十分に可能です。
> 毎回たくさんの方がギャラリーとして訪れ外周から楽しんでいますので、安全な場所からゆっくり眺められます

 半分ホント、半分現実無視。
 現実的交通手段が自家用車しかなく、クルマを停められる場所の多くに制限がかかる。そのため、マニアが外周と呼んでいるエリアで見物する場所はかなり限られる。
 マニアでない一般人が見物してるのは、いわゆる外周より外側で交通規制がかからないエリアが多い。
 あと、外周のタダ見の場所では、地上でやっていることはさっぱり見えないからね。
> 飛ぶ時間などはまだ分かりませんので、また直前にスケジュールをチェック
 (会場外で)当日になってもプログラムの発表はないと思う。
 だって、一般公開してないんだもん。式典は、会場の客のためのもの。
> 事前公開は観閲式の前日というのが例年でしたが
 とんでもない。航空観閲式開始以来、事前公開(以前の呼び名は総合予行)は前週であり、前日にやったことはない。
 航空観閲式事前公開とは別の百里基地航空祭特別公開と、ごちゃ混ぜにしてね?
 事前公開は実際に客を入れての最終確認の場。事前公開で見つかった問題点を修正して、通しの予行と言える統一訓練を再度をやって、本番に望む。そのための事前公開を前日にやってしまっては、PDCAサイクルを回すことが出来ない。航空ショーの航空祭と総理や各国大使館に見てもらう軍事パレード(の一種)では、わけが違う。
> 当日も更に混雑する可能性を考えておいたほうが安心
 混雑って、どこが?
 (場外の場合)一時的にクルマが集中して流れが悪くなる程度のことはあるが、航空祭レベルの混雑なんて起きない。
> 雨天など突然の天候の変化にも対応出来るよう
 この記事の文脈からいくと飛んで来るヒコーキを会場外で見物のように感じられるが、雨天時はヒコーキは飛ばない。観閲飛行は機種・機数を減らしてちょっとだけやることもある。(招待券を持っていない場合)雨だったら行く意味は、ほとんどないと思う。現場で雨が降ってきたら、帰った方がいいように思う。
 雨でも地上の式典は(台風の直撃でもない限り)実施する。


 ヘッダ画像(クリックすると少し大きくなります)は、航空観閲式としては今回が最後になるであろうB747政府専用機(2014年 事前公開で場外にて撮影)。次回 2020年の航空観閲式は後継機のB777になっているでしょう。
 政府専用機のJ隊への移管は1992年(平成4年)。平成ももうじき幕を閉じるので、おおむね平成を飛んだヒコーキということになりますな。
 要人輸送のスケジュールは公表されるので、関東圏だと羽田で捉えるのは簡単ですが、関東でローパスをやってくれるのは航空観閲式だけでしょう。


●参考リンク
・10月22日(日)、29日(日)百里基地航空観閲式に伴う空港駐車場の入場規制について
http://www.ibaraki-airport.net/news/post-14311.html
[PR]
by rainbow-5 | 2017-10-04 23:59 | 日記 | Comments(0)


<< 本日のRJAH 平成29年度 三沢基地航空祭 >>