先週末にモデル撮影会に行って,ペンディングになっていた実環境での,ピント調整後のAFテストをやってきました。
何度も書いているように,全ショットで百発百中を求めていませんから,そのレベルでしたら,合格ラインに達しているのかと。 荷物の都合上,今回テスト出来なかった28/1.8を除くと,これで一連の確認作業も一区切り。 足かけ4か月でした。 週末の撮影は,テストというより状況確認のレベル。 既にチャートを使ったテストを行っており,おおむねの感触はつかんでいました。フィールドでの実用性を確認するものですから,チャート撮りの様に絞り開放を連発するのでなく,自分の撮影スタイルで使ってみての結果を確認した程度です。普段はあまり使わない絞り値でも,意識して何枚か,撮ってみたというところです。 レンズの方は,テスト兼用でしたら,普段より多く持って行きました。 そのような厳密さのないテストで,数字的な裏づけはありませんが,一番かんばしくないのは24-70/2.8。 MK2の時は,手に負えない状態だったので,ほとんど使わなくなってしまったレンズです。どうもMK3でも同じ様な感触です。ズーム域としては24-105ISがあるので,ことは足りるのですが,2.8には2.8の意味があるので,期待していたのでガッカリ。 ほとんどのレンズで,ピント調整の効果が認められるので,目立つというか,改善効果が薄いというか。いわゆる個体差の問題だと勝手に思っているのですが,このレンズだけ,もう一度ピント調整に出すか?出さないか?ちょっと迷い始めました。 ピントとは別件ですが,100/2.0の按配も。 85/1.8と兄弟レンズだと思っていたのですが,どうも違うみたい。 今回,ちゃんと比較したわけではありませんが,写っているものの印象では(85/1.8との比較で)100/2.0の方が解像力は上。ボケは少し固いのか? 世間一般では,85/1.8の方が人気があると思われます。 MK3だと135相当の距離感なので,やや長いという感じ。MK2の時に,この感じがよくなくて85mm(≒110mm相当)を入手したぐらい。 ピント調整後に行ったチャート撮りで,ちょっと見直したのですが,単に解像感の良さに目が行ってしまったような感じです。 稼働率も高くないので,手放しても,いいか? 貼った写真は,100/2.0によるもの。 このサイズでは,わかりませんが,開放から1段程度絞ったところで,収差の影響と思われるピントのズレを起こしています。85/1.8や50/1.4でも,よく出ます。わかっているのですが,撮影現場では,だいたい忘れています。 いつものことですが,帰ってきて,パソコンで見て,やってしまった。と(苦笑 パソコン画面でも当倍(100%表示)でなければ,わからないレベルなのですが,なかなか思うようになりません。 それは,ともかく,85/1.8と100/2.0の両方を持ち出すのはしたくないので,どちらかなんですけどね。 モデル 高坂千賀 以下,付録。 この近辺のレンズの状況。価格は発売時(定価,税抜)年月は発売時期 EOS650 1987年(昭和62年)3月 EF50mm F1.8 I 25,300円 1987年(昭和62年)3月 EF35-70mm F3.5-4.5 34,700円 1987年(昭和62年)3月 EF300mm F2.8L USM 525,000円 1987年(昭和62年)11月 EF200mm F1.8L USM 456,000円 1988年(昭和63年)11月 EF50mm F1.0L USM 366,000円 1989年(平成1年)9月 EF85mm F1.2L I USM 170,700円 1989年(平成1年)9月 EF50mm F1.8 II 12,000円 1990年(平成2年)12月 EF100mm F2 USM 65,000円 1991年(平成3年)10月 EF85mm F1.8 USM 58,000円 1992年(平成4年)7月 EF50mm F1.4 USM 49,000円 1993年(平成5年)6月 EF85mm F1.2L II USM 235,000円 2006年(平成18年)3月 EF50mm F1.2L USM 185,000円 2007年(平成19年)1月 EF200mm F2L IS USM 850,000円 2008年(平成20年)4月 50mm F1.4 EX DG HSM 60,000円 2008年(平成20年)6月(シグマ)
by rainbow-5
| 2008-09-11 21:50
| 撮影実験
|
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